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Author:健康まちづくりセンター
岡山医療生活協同組合「健康まちづくりセンター」が運営するブログです。医療生協の組合員と「地域まるごと健康づくり」に取り組んでいます。日々の組合員活動や健康づくり、まちづくりの情報を発信致します。


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長島愛生園見学の報告です

 いつの間にか3年目に突入していたHです。3月14日(水)に実施しましたくらしの委員連絡会主催の長島愛生園見学の報告です。
 雨が降ることもなく天気に恵まれ、参加者は24名でした。バス内では会長から、長島愛生園案内ボランティアのHさんがご用意された学習レジュメを解説して頂き、学習DVDも視聴しました。14:10頃に到着し、Hさんが早めの到着に驚かれていましたが、快く皆さんをご案内して10分間のDVD視聴をしたのち、20分間の歴史館見学を行いました。2階ではテレビでも紹介された十坪住宅の模型などが紹介されている特別展がありました。
 園内見学では、旧桟橋や収容所、監房、目白寮跡、納骨堂の順に見て回りました。桟橋はもう使わないらしく、ボロボロに朽ち果てていました。収容所はいまだに健在で、当時にしては珍しい凝った洋風建築をしていました。ただ、消毒槽からは冷たい雰囲気を感じ取れました。監房は壁しかなく残念でした。邑久光明園には完全な形の監房があると聞き、前に初期事務研修で見た光明園の監房を思い出しました。コンクリート製の冷たく狭い非人間的な場所だったので、愛生園の監房もこのような感じだったのかと思いました。目白寮跡は各県知事からの植樹があり、また看板で詩が紹介されていて感銘を受けました。明石海人さんという詩人らしく、身近な瀬戸内海や魚を用いた詩には、底知れぬ悲しみを感じ取れました。納骨堂は立派な真っ白のモニュメントができていました。広島の原爆慰霊碑とも似た印象を持ちました。また、千羽鶴があることに驚きました。やはり、広島もハンセン病も同じように人為的な不当な攻撃にさらされ犠牲になった被害者なのだと連想しました。また、人々からの差別にもさらされ、その尽きることない悲しみに胸が痛みました。
愛生園写真
 Hさんの説明で、監房があるのは療養所の中でもハンセン病だけだということ、脱走を繰り返すと群馬の標高1500メートル・マイナス20度の刑務所で凍死したり発狂したり自殺したりすること、入所者同士で結婚するときは断種をすること、奄美では断種せず里子に出すという事、本州への橋が完成したのは1988年だったということ、遺骨を親族に渡しても橋から捨てたり電車の棚に置きっぱなしにしたりすることに驚きました。
 治療法があるにもかかわらず日本だけがつい最近までこのような優生思想に基づく不当な差別をし続けてきたことに憤りを感じました。やはり日本は人権という概念が入ってきたのがここ100年くらいなので、あまり重要視されていなかったのだということが改めて分かりました。現在の人権軽視の風潮も、ヨーロッパのような国同士の苦難の歴史を乗り越え、みんなで考え話し合うこともなかったためだと推測しています。現在も憲法や労働法制が議論し続けられている中、人権意識の向上が今後の日本における喫緊の課題だと思われます。
 皆さんも機会があれば見学に来てみてください。歴史館は月・金曜日以外の9:30~16:30の開館です。見学には事前予約が必要で、平日8:30~17:00の受付です。(TEL:0869-25-0321 FAX:0869-25-1762)入所者さんの体験談は火・水・木曜日午後です。
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コメント

The time has come. Execute Order 66。
2018-03-16 19:23 | #- | URL [ 編集 ]

Hmmm. Much anger in him, like his father。
2018-03-16 21:07 | #- | URL [ 編集 ]

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